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業務用エアコンの水漏れ修理は必要?原因と応急処置・費用目安を解説

熊本市内でエアコンクリーニング・エアコン修理を行っている、ツクスの河内です

店舗や事務所の業務用エアコンから水が垂れてくると、床や商品、書類、パソコンなどへの被害が心配になります。天井カセット型の吹き出し口からポタポタ落ちる、室内機の周りに水滴がつく、天井にシミが広がるといった症状は、早めに原因を確認したいサインです。

業務用エアコンの水漏れは、ドレンホースの詰まり、ドレンパンの汚れ、ドレンポンプの不具合、フィルターの汚れ、結露、設置状態など、複数の原因で起こることがあります。軽い汚れの確認で済む場合もありますが、天井内や電装部に関わる場合は無理に触らず、修理や点検を相談した方が安心です。

この記事では、業務用エアコンの水漏れで修理が必要か迷っている方へ、主な原因、応急処置、自分で確認できる範囲、業者へ依頼すべき症状、費用の考え方、再発予防まで分かりやすく解説します。

業務用エアコンの水漏れは早めに修理・点検を相談する

業務用エアコンの水漏れは早めに修理・点検を相談する
業務用エアコンの水漏れは、家庭用エアコンよりも被害が広がりやすい傾向があります。店舗なら商品や客席、オフィスなら書類やパソコン、クリニックや美容室なら衛生面や営業への影響も考えなければなりません。

特に天井カセット型や天井吊り型のエアコンは、室内機の周辺だけでなく天井裏の配管や排水経路が関係することがあります。見えている水滴だけを拭き取っても、内部で水がたまっている場合は再発するかもしれません。

一般的なエアコンの水漏れについては、既存記事のエアコンが水漏れした時の原因や対処法でも解説しています。今回の記事では、業務用エアコンに多い天井設置、ドレンポンプ、店舗や事業所の被害を中心に説明します。

業務用エアコンから水漏れした時の応急処置

業務用エアコンから水漏れした時の応急処置
水漏れを見つけたら、まず原因を探すより先に安全確保と被害の拡大防止を行います。水が電気設備や機器にかかると危険なため、営業中でも落ち着いて順番に対応しましょう。

まず運転を停止し、状況に応じてブレーカーも切る

最初にエアコンの運転を停止します。リモコンで停止したあとも水が落ち続ける場合がありますが、内部や配管に残っている水が出ている可能性もあります。

水が電気設備、照明、コンセント、分電盤、業務用機器の近くに落ちている場合は、無理に触らないでください。状況によってはブレーカーを切り、感電や漏電のリスクを避けることが大切です。

ブレーカーや漏電遮断器が作動した場合、すぐに入れ直すのは避けましょう。絶縁点検などが必要になることもあるため、専門業者に相談する流れが安全です。

バケツや吸水シートで床・商品・機器を守る

水が落ちている場所の下にバケツやトレーを置き、周囲にはタオルや吸水シートを敷きます。商品、書類、パソコン、レジ、医療機器、美容機器などは、できるだけ早めに水のかからない場所へ移動してください。

床材が木材やタイルカーペットの場合、水を吸うとシミや反りにつながることがあります。客席や通路に水が落ちている時は、滑って転倒するおそれもあるため、立ち入りを避ける案内を出しておくと安心です。

水漏れ箇所とリモコン表示を写真で記録する

応急処置と並行して、水がどこから落ちているかを写真や動画で記録します。吹き出し口、吸い込みグリル、天井のシミ、配管まわり、室外側の排水口などを残しておくと、点検時に原因を切り分けやすくなります。

リモコンにエラーコードや点検ランプが表示されている場合は、その画面も撮影しておきましょう。メーカーや機種によって表示内容は異なりますが、排水不良やドレンポンプ不具合の判断材料になることがあります。

無理に分解せず、早めに専門業者へ相談する

天井カセット型のパネルを外したり、ドレンパンの水を抜いたりする作業は、電装部に水をかけるリスクがあります。脚立での高所作業にもなるため、慣れていない方が無理に進めるのはおすすめできません。

水漏れが続く、天井や壁が濡れている、エラー表示が出ている、焦げたような臭いや異音がある場合は、早めに修理や点検を依頼しましょう。つくすでは業務用エアコンの修理・販売・メンテナンスに対応しています。

業務用エアコンが水漏れする主な原因

業務用エアコンが水漏れする主な原因
業務用エアコンの水漏れは、排水がうまくできないことや、通常より結露が増えることによって発生します。原因を一つに決めつけず、症状と設置環境を合わせて確認することが大切です。

ドレンホースや排水経路の詰まり

業務用エアコンは、冷房運転中に発生した結露水をドレンパンで受け、ドレンホースや排水管を通して外へ流します。この排水経路にホコリ、カビ、スライム状の汚れ、虫、ゴミなどがたまると、水が流れにくくなります。

排水できなくなった水は、ドレンパンからあふれたり、室内機のすき間から落ちたりします。飲食店や美容室など、油分や細かなホコリが空気中に多い場所では、汚れがたまりやすいことがあります。

ドレンパンの汚れや水のあふれ

ドレンパンは、エアコン内部で発生した水を一時的に受ける部品です。ここに汚れがたまると、水の流れが悪くなり、あふれて水漏れにつながります。

ドレンパンはエアコン内部にあるため、外から見ただけでは状態が分かりにくい部分です。強い臭いがある、水が濁っている、何度も水漏れを繰り返す場合は、内部洗浄や点検が必要になることがあります。

ドレンポンプの不具合や故障

天井カセット型などでは、ドレンポンプで水をくみ上げて排水する機種があります。このポンプが故障したり、汚れで正常に動かなくなったりすると、水が排出されずに水漏れが起こります。

ドレンポンプの不具合は、フィルター掃除だけでは改善しにくい症状です。エラーコードや点検ランプが出ている場合は、取扱説明書やメーカー情報を確認しつつ、修理業者に相談しましょう。

フィルターや熱交換器の汚れ

フィルターが目詰まりすると、空気の流れが悪くなります。その結果、熱交換器が冷えすぎたり、結露水の量が増えたりして、水漏れの原因になることがあります。

また、熱交換器にホコリやカビが付着していると、水が本来の流れでドレンパンへ落ちにくくなる場合もあります。フィルター清掃で改善することもありますが、内部の汚れが強い時は専門的な洗浄が必要です。

室内機の傾きや設置状態の不具合

室内機がわずかに傾いていると、ドレンパン内の水が正しい方向へ流れないことがあります。設置から年数が経っている、天井材が動いた、過去に工事や点検をしたあとから症状が出た場合は、設置状態も確認したいポイントです。

業務用エアコンは本体が大きく、天井内の配管や排水勾配も関係します。見た目では判断しにくいことが多いため、繰り返す水漏れは現地での点検が向いています。

結露や配管の断熱不足

水漏れに見えて、実際には吹き出し口や配管まわりの結露が落ちていることもあります。湿度が高い日、設定温度を低くしすぎた時、風量が弱すぎる時などは、結露が増えやすくなります。

冷媒配管の断熱材が劣化している場合も、配管表面に水滴がつくことがあります。結露については、一般的な原因をエアコンの結露がひどい時の記事でも解説していますが、業務用では天井裏や配管経路の確認が必要になるケースがあります。

自分で確認できる範囲とやってはいけないこと

自分で確認できる範囲とやってはいけないこと
水漏れが起きると、すぐに自分で直したくなるかもしれません。けれども、業務用エアコンは高所に設置されていることが多く、内部には電装部品もあります。確認できる範囲と触らない方がよい範囲を分けて考えましょう。

フィルターと室外側の排水口は確認しやすい

安全に作業できる場合は、運転を止めたうえでフィルターの汚れを確認します。ホコリが多い時は、取扱説明書に沿ってフィルターを外し、掃除機や水洗いで清掃してください。水洗いした場合は、しっかり乾かしてから戻すことが大切です。

室外側のドレンホースや排水口が見える場所にある場合は、先端が泥や落ち葉でふさがっていないか、つぶれていないかを目視で確認できます。ただし、配管を強く引っ張ったり、無理に道具を差し込んだりするのは避けてください。

天井カセット型の内部や電装部は触らない

天井カセット型の内部には、ドレンパン、ドレンポンプ、基板、配線などがあります。水漏れの場所によっては、電装部に水が近づいている可能性もあるため、内部を開けて確認する作業は慎重さが必要です。

脚立が不安定な状態でパネルを外す、濡れた手で内部を触る、電源を切らずに作業する、といった行為は危険です。業務中で急いでいても、無理な分解は故障や感電につながるおそれがあります。

市販道具で無理に吸引・分解しない

家庭用エアコン向けのドレン詰まり解消道具を、業務用エアコンにそのまま使うのは注意が必要です。排水経路や機種の構造が違うため、無理に吸引したり押し込んだりすると、接続部の外れや水の逆流につながる場合があります。

軽い汚れの確認で改善しない時は、原因がドレンポンプ、内部部品、設置状態、配管勾配などにあるかもしれません。判断に迷う場合は、修理と洗浄の両方を見られる業者へ相談しましょう。

修理を依頼すべき症状と費用の考え方

修理を依頼すべき症状と費用の考え方
業務用エアコンの水漏れは、原因によって必要な作業が変わります。清掃だけで済むこともあれば、部品交換や設置状態の調整が必要になることもあります。

水漏れが止まらない、天井や壁が濡れる場合

運転を止めても水が落ち続ける、天井にシミが広がる、壁や床が濡れている場合は、早めに点検を依頼してください。天井内に水が回っていると、見えている範囲より被害が広がっていることがあります。

店舗やオフィスでは、水濡れによる商品・書類・設備の被害も無視できません。水漏れが軽く見えても、何度も繰り返している場合は根本的な修理や洗浄が必要です。

エラーコードや点検ランプが出ている場合

リモコンにエラーコードや点検ランプが表示されている時は、機器側が異常を検知している可能性があります。メーカーや機種によって内容は異なるため、表示を写真に残し、型番とあわせて業者へ伝えましょう。

エラーコードを見て自己判断で分解するのはおすすめできません。メーカー公式のエラーコード検索でも、機種により内容が異なる場合があることや、分解・修理を自己判断で行わない注意が示されています。

ドレンポンプや部品交換が必要な場合

ドレンポンプの不具合、ドレンパンの破損、配管の断熱不足、室内機の傾き、基板まわりの不具合などは、現地確認が必要です。部品の在庫や機種の年式によっては、修理できるか、交換を検討するかも変わります。

年数が経った業務用エアコンでは、修理を重ねるより入れ替えを検討した方がよい場合もあります。判断に迷う時は、エアコンの寿命に関する記事も参考になります。

費用は原因、設置場所、部品交換の有無で変わる

水漏れ修理の費用は、原因によって大きく変わります。フィルター清掃や軽い排水口の確認で済む場合と、天井カセット型の分解洗浄、ドレンポンプ交換、高所作業、配管補修、部品交換が必要な場合では、作業内容がまったく違います。

そのため、正確な費用は現地確認と見積もりで判断するのが基本です。相談時には、機種、設置場所、症状が出た日時、水漏れ箇所、エラー表示、運転状況、写真を伝えると、点検がスムーズになります。

業務用エアコンの水漏れを放置するリスク

業務用エアコンの水漏れを放置するリスク
水漏れしていても冷房が効いていると、「少しだけなら使っても大丈夫」と考えてしまうことがあります。しかし、業務用エアコンの水漏れは放置すると被害が広がりやすいため、早めの対応が必要です。

床・天井・壁・商品への被害

水が落ち続けると、床材のシミ、天井材の劣化、壁紙の浮き、商品や書類の水濡れにつながることがあります。飲食店、美容室、小売店、クリニックなどでは、清潔感や営業品質にも影響します。

水漏れが天井裏で起きている場合、表面に見えるシミが小さくても、内部では断熱材や下地が濡れているかもしれません。気づいた時点で写真を残し、早めに点検を受けましょう。

漏電や機器故障につながるおそれ

水が電装部や配線の近くに回ると、漏電やショートのリスクがあります。ブレーカーが落ちた、焦げた臭いがする、異音がする、リモコンに異常表示が出る場合は、運転を続けないでください。

水がパソコン、レジ、サーバー、医療機器、厨房機器などにかかると、空調以外の被害も発生します。水漏れ箇所の下に重要な機器がある場合は、停止と移動を優先しましょう。

カビや悪臭で職場環境が悪くなる

ドレンパンやドレンホースに汚れがたまると、カビやぬめり、悪臭の原因になることがあります。水漏れと臭いが同時に出ている場合は、内部の汚れが進んでいる可能性もあります。

つくすでは、汚れているから洗うだけでなく、常にエアコンをきれいな状態に保つ考え方を大切にしています。業務用エアコンは使用時間が長くなりやすいため、定期的な清掃と点検が欠かせません。

営業や生産に影響が出る

業務用エアコンが止まると、店舗の営業、工場や事務所の作業、クリニックや施設の快適性に影響します。真夏や繁忙期に突然止まると、応急対応だけでなく営業判断まで必要になることがあります。

つくすの業務用エアコン修理・メンテナンスページでも、急なエアコンの故障は営業や生産への影響が少なくないと案内しています。水漏れは、その前兆として早めに見ておきたい症状です。

水漏れを防ぐためのメンテナンス

水漏れを防ぐためのメンテナンス
業務用エアコンの水漏れは、すべてを完全に防げるわけではありません。それでも、日頃の清掃と点検で発生しにくい状態に近づけることはできます。

フィルター清掃とドレン系統の点検を習慣にする

フィルターの汚れは、風量低下や結露の増加につながります。使用頻度が高い店舗や事務所では、定期的にフィルターを確認し、汚れが強い時は早めに清掃しましょう。

あわせて、排水がきちんと流れているかも見ておきたいところです。ドレンホースの先端が見える場合は、泥や落ち葉でふさがっていないか確認します。内部のドレンパンやドレンポンプは、専門業者による点検・清掃が向いています。

シーズン前の試運転で異常を見つける

冷房を本格的に使う前に試運転をしておくと、水漏れ、異音、臭い、効きの悪さに気づきやすくなります。営業開始直前や繁忙期に初めて運転すると、トラブルが出た時に対応が遅れがちです。

つくすの代表あいさつでも、メーカーのサービスエンジニアとして修理対応をしてきた経験から、使う前に試運転して確認することの重要性に触れています。業務用エアコンほど、シーズン前の確認が安心につながります。

定期メンテナンスで突発的な修理を減らす

業務用エアコンは、家庭用より運転時間が長く、空気中の汚れも多い環境で使われることがあります。定期的なメンテナンスを行うことで、ドレン系統の汚れや部品の不具合に早く気づきやすくなります。

つくすでは、業務用エアコンの修理だけでなく、販売、メンテナンス、クリーニングまで対応しています。エアコン専門店で修理や取付工事もできる点については、お客様の声でも安心感として紹介されています。

業務用冷凍空調機器は法令点検の考え方も確認する

業務用冷凍空調機器は、フロン排出抑制法によって点検が必要になる機器があります。水漏れそのものは排水系のトラブルですが、業務用エアコンを管理する立場では、日常点検や定期的な確認の考え方もあわせて持っておくと安心です。

法令や点検の対象は機器によって異なるため、詳細はメーカーや専門業者に確認してください。水漏れの修理相談とあわせて、今後の点検やメンテナンス計画を見直すと、突発的なトラブルを減らしやすくなります。

熊本で業務用エアコンの水漏れ修理に困った時はつくすへ

熊本で業務用エアコンの水漏れに困った時は、エアコンの修理・販売・メンテナンスに対応している業者へ相談するのがおすすめです。水漏れは、清掃だけで済むのか、修理が必要なのか、交換を検討すべきなのかを見分ける必要があります。

つくすは、業務用エアコンの修理・販売・メンテナンスに対応しています。リモコンにエラーコードが出る、効きが悪い、異音がする、臭いがする、水が漏れるといった相談がある場合は、症状を記録したうえでご相談ください。

また、エアコンの販売・取付工事についてはエアコン販売・取付工事のページでも案内しています。修理を続けるより入れ替えがよい場合もあるため、年式や使用状況に合わせて判断しましょう。

業務用エアコンの水漏れ修理でよくある質問

水漏れしていても少しなら使い続けてもよいですか?

少量でも、水漏れしている状態で使い続けるのはおすすめできません。床や天井への被害だけでなく、電気系統に水が回るおそれがあります。まず運転を停止し、水受けと養生を行ったうえで点検を相談しましょう。

ドレンホースの詰まりは自分で直せますか?

室外側の排水口に落ち葉や泥が付いている程度なら、目視で取り除ける場合があります。ただし、天井内のドレン配管、ドレンパン、ドレンポンプの詰まりは無理に触らない方が安全です。改善しない時は専門業者へ依頼してください。

修理とクリーニングはどちらに相談すべきですか?

水漏れの原因が汚れや詰まりなら、洗浄や清掃で改善することがあります。一方で、ドレンポンプの故障、部品破損、設置状態の不具合、電気系統の異常がある場合は修理が必要です。原因を切り分けるためにも、修理とクリーニングの両方を見られる業者に相談すると安心です。

古い業務用エアコンは修理より交換がよいですか?

年式が古い、部品供給が難しい、修理費用が高い、別の不具合も出ている場合は、交換を検討することがあります。ただし、すぐに交換と決める必要はありません。点検結果、使用年数、修理費用、今後のメンテナンス費用を見て判断しましょう。

まとめ

業務用エアコンの水漏れは、ドレンホースの詰まり、ドレンパンの汚れ、ドレンポンプの不具合、フィルターや熱交換器の汚れ、室内機の傾き、結露や断熱不足などが原因で起こります。

水漏れを見つけたら、まず運転を停止し、バケツや吸水シートで被害を抑え、リモコン表示や漏水箇所を写真で記録しましょう。フィルターや室外側の排水口など確認できる範囲はありますが、天井カセット型の内部や電装部は無理に触らないことが大切です。

店舗やオフィスでは、小さな水漏れでも営業や設備に影響することがあります。水漏れが止まらない、エラー表示が出ている、天井や壁が濡れている、何度も繰り返す場合は、早めに修理・点検を相談してください。再発予防のためには、フィルター清掃、シーズン前の試運転、定期メンテナンスを続けることも重要です。

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